ペルセウス座流星群 MS。この群、144MHzでは 実は昨年まで一度も交信成功できていなかった・・ (^^;)
しかし、今回 初めて 交信に成功したのである。これが次なる跳躍につながりますように。
21:47 CQ開始。144.440MHz MSK144 1st T/R15s Sh-ON。 21:56 RN0JJが当方のCQを受信。 23:14 RN0JJを呼んでいるJF4TGOを受信。当方から呼ぶもリターン無し。 23:26 JF4TGO当方のCQを受信。 23:57 RN0JJのCQを受信。当方から呼ぶもリターン無し。RN0JJはその後何度も受信。 00:14 7K2COLのCQを受信。当方から呼ぶもリターン無し。7K2COLはその後数回受信。 00:30 JK2XXKが当方を受信。 00:34 JA7KPI JK2XXK +10 を受信。 00:35 <JK2XXK JA7KPI> R-03 を送信。(Sh-ONでは 2つのコールサインがハッシュ化される) 00:49 <JA7KPI JK2XXK> RRR を受信。アキラメ寸前だった。(^^;) 00:50 <JK2XXK JA7KPI> 73 を送信。 00:56 JK2XXKが当方からの 73 を受信。20分以上かかったが、交信完全成立! 01:07 CQ停止 睡眠。 03:44 JH1NHKのCQを受信。 05:24 CQ再開。早起きしたものの・・ 06:49 CQ停止。・・ボウズ。 07:14 JF6CTKのCQを受信。 07:39 JR5JEUのCQを受信。
デュアルピークの可能性があるので8月13日の夜もQRVしてみたが、何も受信できなかった。八王子流星電波観望所によれば、けっきょくデュアルピークは無かった。流星群の活動極大は 13日の03:30頃だったとのこと。
144MHzMSは12月のふたご座に期待するしかなさそう・・ CU on Geminids!
当方のアンテナは 10エレ八木宇田の2列スタックだが、ビーム幅が狭すぎるのかもしれない。以前使っていた 5エレシングルの方が良くデコードできたような気がする。
また、JK2XXKとの交信時、アンテナは ほぼダイレクトに向け、仰角は 18度くらいだった。XXK局のアンテナ仰角は15度だったそう。WSJT-XやMSHVに表示される『El』は XXK局のグリッド PM85RLを入力すると 16度とか18度と出るが*2、やはり この値に従うのが良いのだろうか? *3
MSHVとWSJT-XのMSK144のデコード性能比較については・・
どちらも同じくらいではないかと思われる。片方がデコードできて もう片方ができない ということはどちらにもある。頻度も同程度。
Sh-ONでは両方とも フェイク・デコードとなる場合がある。Xには MSHVの方が多いかな・・と書いたけれども、どっちもどっち という気もする。*4
144MHzの前に 50MHzでQRVし、あっさりと 4QSOできてしまったので ちょっと拍子抜けしてしまった。
特筆すべきは、BH4FUO。これは、MSによる 初の中国との交信であった。今回は 144MHzでもQRVしてくれた中国局がいたようだが、受信すらできず 残念至極。次回は 多くの中国局と交信できればと期待している。
なお、NHKによると『3日午前1時前に、いくつもの流れ星がほぼ同時に見られる』『クラスター現象が確認された』とのことだが、XXK師とのQSOが この頃だよなぁ・・ そういえば やたら良くデコードできたんだよなぁ・・ ま、関係ないかもしれんが。(^^;)
☆流星クラスター現象 ロマントピア天文台「銀河」による Xへの POST
*1 144MHzのMSについても 取り上げてほしいぞ。
*2 MSHVとWSJT-Xで値に少し違いが出る。
*3 50MHzのMSでは 5エレ2段スタックの位相を 逆相 にして 打ち上げ角を 高めに設定している。
*4 今回は WSJT-Xをメインとしたが、MSHVも同時起動させて比較した。